豆腐料理と食べ合わせ

豆類、特に大豆の場合は加工品が多く、利用できる場面も多く見られます。

特に豆腐は毎日の食卓にあっても飽きのこない素材として便利なものです。

ご存じのように豆腐は豆乳をにがりで固めたもので、栄養分が凝縮した食品です。

最近は豆乳も様々な調理に使われるようになってきましたが、他の素材の味を活かしつつ大豆の栄養を摂取できる点では豆腐に取って代わることはできないでしょう。

豆腐を使った料理

豆腐は大変消化のよい食べ物です。冷や奴や湯豆腐は簡単でおいしい料理ですね。

ここにちょっと他の素材を加えるだけで、おいしくしかも栄養をプラスして健康によい食事にすることができます。

大豆の食物繊維を上手に活かすには、おからを使うのがいいのですが、豆腐自体にも多く残っています。

食物繊維は糖分の吸収をゆっくりにさせる効果があるため、ダイエットには非常に役立ちます。

また、サポニンはアミラーゼが働くのを抑制する効果もあるので、大豆製品を窃取するのは非常に効果的なんですね。

冷や奴や湯豆腐に使う場合は、豆腐の栄養をしっかり固めた絹ごし豆腐が栄養的には優れています。

薬味には、消化酵素を含み、ビタミンCも豊富な大根おろしを加えてみましょう。

冷や奴につきものの鰹節。鰹のだしがよく出てうまみが増します。

鰹節のビタミンDが豆腐に含まれるカルシウムの吸収を助けるので、栄養的にもよい組み合わせなのですね。

ビタミンDは、他のお魚(鯖や鰯)にも多く含まれているので、例えば鰯のつみれに豆腐を練り込む等の工夫もベターな取り合わせです。

大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンとよく似た働きをすることが知られています。

女性ホルモンは骨粗鬆症とも関連しているといわれており、高齢の女性には必要な栄養素ともいえます。

豆腐自体にカルシウムは多く含まれていますが、良質なカルシウム源として、チーズを合わせてみましょう。

チーズは良質な動物性タンパク質も含んでいるので、タンパク質摂取の意味でもバランスが取れます。

粉チーズをたっぷり含んだ豆腐グラタンなら、ちょっと目先も違っておいしいですね。

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