豆類の栄養素

豆類の栄養といって、真っ先に思い浮かべるのは大豆のタンパク質でしょう。

大豆は「畑のお肉」といわれるくらい、良質なタンパク質を含んでいます。

「畑のお肉」といっても、大豆に含まれるのは植物性タンパク質なので、豚肉などの動物性タンパク質とうまく組み合わせることが栄養的にみてバランスのよい食事となります。

豆類は意外にも炭水化物や油分を含んでいます。

大豆油は、食用油としても利用されていますね。

大豆や落花生はタンパク質も多いですが、あまりに食べ過ぎると油分の消化が悪く、胃腸にはよくありません。

落花生をおつまみやおやつにするのはいいけれど、あまり食べ過ぎないようにしましょう。

豆類に多く含まれるαリノレン酸は、動物性の油とは異なり、コレステロール値を上げるものではなく、従って動脈硬化などを抑制できることになります。

油は料理の口当たりをよくするので、バターを控えて植物油に置き換えていけば、料理の味を比較的損なわずにすみます。

炭水化物を含む豆類

豆類のタンパク質がどうしても注目されがちですが、インゲン豆や小豆には多くの炭水化物が含まれています。

炭水化物は食物繊維やデンプンとして存在しますので、例えば寒い時期に小豆がたっぷり入った「ぜいんざい」を食べるというのは、身体を温めるので大変理想にかなった料理でもあるのですね。

小豆は食物繊維も多く含むので、胃腸にもよい食材です。

豆類に含まれるミネラル

豆類には多くのミネラルも含んでいて、足りない部分を補うようにすれば食事のバランスが非常によくなります。

例えば、インゲン豆には鉄分が多く含まれており、貧血で悩む方は毎日の食事に煮豆を取り入れれば鉄分を比較的簡単に、しかも継続的に取り入れることができます。

大豆の場合は豆腐や納豆など加工品があり、毎日の食卓に継続的に取り入れることができます。

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