大豆はお肉の代わり?

「畑のお肉」と呼ばれる大豆。良質なタンパク質を多く含んでいます。

そのため、ダイエットの方法として、カロリーがどうしても高くなってしまうお肉からのタンパク摂取の代わりに、大豆タンパクなどを摂取してタンパクを補おうと考える人も多いようです。

また、安い食材の中には、大豆タンパクなどを上手に加工して、通常のお肉と食感の変わらない食品を製造しているところもあります。

本当に大豆はお肉の代わりをするのでしょうか。

植物性タンパク質と動物性タンパク質

大豆をはじめ、植物からタンパク質を取り入れるメリットは、やはり脂肪分の過剰摂取を防止できることでしょう。

人間が動物である以上、動物性タンパク質は重要なのですが、どうしても脂肪過多の食事となり、カロリーオーバーになってしまいます。

肉は体内での酸化作用により、活性酸化窒素や、活性酸素を生みやすく、生活習慣病になりやすい身体を作ってしまう結果になります。

そこで、動物性脂肪が少なく、抗酸化作用の機能も併せ持つ豆類などからのタンパク質摂取がよいといわれているのでしょう。

大豆などの植物タンパクだけでなく、動物性タンパク質についても、私たちの体内では、アミノ酸に分解されて吸収されます。

植物性タンパク質だけでは、どうしても取り入れることができないけれど、身体を維持していくのに必須のアミノ酸というのが動物性タンパク質の中にあります。

ですから、お肉や魚などからのタンパク質摂取もどうしても必要なわけです。

赤身のお肉を使えば、意外と低カロリーでおいしい健康食が成り立ちます。

大豆に含まれる栄養素

大豆に含まれるサポニンには、コレステロール上昇を抑える働きもあります。

この効果を活用すれば、少しくらいお肉を食べてもコレステロールの心配をする必要はありません。

豚肉との相性もよく、大豆と豚肉をトマトスープで煮込めば、リコピンも摂取でき、その抗酸化作用によって相乗効果が期待できます。

タンパク質を上手に摂取するにはこれらの組み合わせが大切です。

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