大豆の過剰摂取には注意

大豆製品は豆腐や味噌の他にも納豆や湯葉、おからなどたくさんあります。

それぞれに大豆の栄養素を凝縮した食品なので、毎日の食卓に取り入れて上手に栄養を取り入れたいところです。

ところで、大豆製品は味噌や醤油、納豆といった発酵食品とそれ以外はちょっと区別しておいて欲しいのです。

特にアレルギー体質の人はここをよく覚えておいてください。

大豆と遺伝子組み換え食品

味噌や納豆などの発酵食品では、大豆のタンパク質が発酵する過程で分解され、一部はアミノ酸になり、うまみになります。

この過程で栄養成分も異なります。その証拠に豆腐ではDNA鑑定により、原材料として使われる大豆の種類などを特定できますが、味噌や醤油ではそれが分解されていて、DNA鑑定ができません。

遺伝子組み換えの大豆が使われている場合でも、これらの食品に対しては、科学的に調べようがないのです。

国産の大豆を使用している限り、遺伝子組み換え大豆は存在しませんので、気になる人は国産大豆を使っていることを明記した商品を選びましょう。

大豆の摂り過ぎによる問題

大豆製品は食べ過ぎると良くないといわれます。

大豆に含まれる植物性油のせいで、どうしても消化がよくありません。

そのため、煮豆を食べ過ぎると胃腸に負担がかかってしまうことになります。
大豆の粉である「きなこ」なども要注意です。

豆乳も飲み過ぎるのは身体によくありません。

その点、豆腐は大豆の栄養素がぎっしり詰まっていて消化も良い商品なので、豆腐や油揚げ、厚揚げなどを食べることで置き換えてみましょう。

大豆由来のイソフラボンは、健康によいとされ、サプリメントもたくさん出回っています。

しかし、これも摂取しすぎると問題があるといわれています。

特にサプリメントからの摂取については厚生労働省も摂取量の上限を守るように注意を喚起しています。

また、食品からの通常摂取で十分とも説明しています。
特に子供や妊婦の人は気をつけましょう。

アレルギーのある人は、豆腐なども含めて摂取ができませんが、納豆などの発酵食品はアレルギー物質が分解されているので、栄養を摂取する方法として納豆を使うといいでしょう。

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