大根は栄養の宝庫

冬の根菜類で欠かせない大根。おでんには欠かせない素材です。

大根は日持ちもするし身体を温める食材として重宝されています。

大根に含まれる栄養素はビタミンCなど豊富に含まれています。ビタミンC、鉄分は結構多いので、大根おろしで食べるといいですね。

ジアスターゼという酵素のおかげで消化にもよい食べ物ですので、かぜ気味の人にもお勧めです。

大根をおろしにして食べる場合には、辛み成分の元になるソチオシアナートにも注目しましょう。

殺菌作用、食欲増進効果などが期待できる酵素の一種です。

この成分は細胞を細かくしてしまうほどよく溶け出す性質を持っているので、大根おろしは力を入れてしっかりおろすようにすれば効率よく摂取できます。

また、出てくる水分にもビタミンCなどが溶け出しているので、水分も捨てないようにしましょう。

料理によっては邪魔になることもある水分は、蜂蜜とレモンを加えてドリンクにすれば喉に優しい飲み物になります。

煮込んで食べる場合

大根を煮込む場合はじっくり煮込んだ方がおいしいですよね。

食物繊維が脂肪吸収を和らげてくれるので、おでんはぴったりの料理方法です。

昔は口当たりをよくするために米糠で下ゆでしましたが、今は灰汁も少なく、そのまま煮込んでもOKです。

ただし、時間に余裕がある場合には、米糠で下ゆでしておくとビタミンB1の補給にもなり、栄養的な面でのメリットはあります。

口当たりもよくなるので、休日などを利用して試してみてはいかがでしょう。
下ゆでした後、だし汁で軽く煮てから冷凍しておくとすぐに使えますね。

加工して食べる大根

大根は生だけでなく、吊り干し、切り干しといった乾燥製品としても活用されます。

カルシウムなどの成分がぎゅっと詰まっているので、煮物にはぜひとも使いたい食材です。 干した椎茸と一緒に使えばおいしく食べられます。

吊り干し大根は三杯酢に漬けていただくと、パリッとした食感がおいしい食べ物です。

もちろん、煮物にすることもできます。

地域の特産品として活用している事例もあるようです。

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