夏こそ温野菜を摂ろう

夏野菜はトマトを筆頭に、栄養価は高いのですが、身体を冷やす野菜が多いのも事実です。

暑気を防ぐ意味でもこれらの野菜を摂取することは理にかなっているのですが、どうしても食欲が無くなる、消化が悪くなることが起こりがちです。

アイスを食べ過ぎるのと同じような意味合いですね。野菜も温野菜を上手に使って、偏った食事にならないように注意しましょう。

2つの意味がある「温野菜」

温野菜という言葉には、二通りの意味があります。一つは、火を通して温かくして食べるのが通常の食べ方であるもの。カボチャなどがそうですね。

もう一つの意味はもともと身体を温める働きが備わっている野菜ということ。

夏場にはかき氷やそうめんなど冷たい食べ物を食べる機会が多いので、胃腸が弱りがち。そこで温かい食べ物を食べて胃腸を元気にすることが大切なのです。

夏に汗をかくことも新陳代謝を促進するので身体の悪い部分を洗い出してくれます。

温野菜を野菜の持っている特性としてとらえた場合は、料理の中に上手に組み込んでいくことで健康にもよい食生活ができます。

他の食材にも身体を温める機能があるものがあるので、それらを組み合わせた料理がポイントになります。

温野菜というと冬の食べ物に多いのですが、カボチャも温野菜になります。また、冬の野菜と思われているブロッコリーも梅雨の時期が旬の種類もあります。

これらを使って温野菜サラダを作ってみましょう。作り方は簡単。それぞれの野菜をゆで、ドレッシングであえるだけです。

効率よくタンパク質を摂りたいなら、ベーコンや少し油の多い肉を弱火で炒め、肉の油を出します。ここに酢・塩こしょうで味付けしてドレッシングにしてもいいですね。

胃腸が弱った時にも温野菜

胃腸が重たいときには、温野菜を使った食事で少しリラックスしてみましょう。

精神的にもよい効果があります。夏に鍋というのも暑苦しいと思われがちですが、トマトベースの鍋スープで具だくさんのスープを作れば夏場でもおいしく食べられます。

ぜひ試してみてください。

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