イモ類を食べる

イモ類はご存じのようにカロリーが高く、主食の代用として用いられることも多い素材です。

今でも食糧難の地域ではジャガイモが主食になっているようですし、第二次大戦中にはサツマイモが主食代わりに使われていました。

主にデンプンとして摂取することになります。

カロリーだけじゃないイモ類

イモ類はカロリーと食物繊維が多く含まれることで知られていますが、その他の栄養も多く含んでいます。

ビタミンCはジャガイモに多く含まれていますし、里芋にはカリウムや銅といったミネラル分が多く含まれています。

意外とイモ類はバランスのよい食材なのです。

ジャガイモ、サツマイモ、里芋は、おやつにも利用できるので、脂の多いスナック菓子を間食にする代わりにイモ類を使ってみましょう。

調理もゆでる、蒸すといった簡単なことでおいしく食べられます。

イモ類とおならの関係

サツマイモを食べるとおならが出るので嫌う女性も多いですね。この原因はサツマイモの食物繊維(セルロース)が消化される過程で腸内細菌により発酵作用が起きることにあります。

成分は二酸化炭素やメタンガスなどです。

この腸内細菌はいわゆる善玉菌なので、おならが出るからといってそれほど心配することはありません。

同じおならでも、肉類などが分解され、アンモニアなどが成分となる臭いおならの場合は要注意です。

それから、実はおならのほとんどの部分は自分で吸った空気。 食事は早食いなどを避けて、ゆっくり味わって食べましょう。

デンプンを活かすコツ

イモ類はデンプンが多い食べ物ですので、そのデンプンを活用した料理もいいですが、焼き芋をするときには冷蔵庫の野菜室に数時間保存しておきましょう。

デンプンが糖に変化して甘くなります。

ただし、常時入れておくと逆に傷んでしまうことがあるので、調理するごとに処理しましょう。ジャガイモは片栗粉の材料にもなるくらい、デンプンが含まれています。

このデンプンを活かして、例えばおろしたジャガイモをハンバーグに加えればつなぎの役割を果たします。つなぎのパン粉を少し減らして置き換えれば、食物繊維が摂取できますね。

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