漬け物の食べ過ぎに注意

日本人なら漬け物は欠かせないですよね。

常備しておけばご飯がすすむという人も多いでしょう。葉物野菜の漬け物も多いですよね。

野沢菜や日野菜など、ご当地にしかないおいしい漬け物が日本には多くあります。

最近は減塩のお漬け物が多くなりましたが、基本的に漬物を作る時にはたくさんの塩分を使うことを頭に入れておきましょう。

以前は東北の方で高血圧や脳卒中で倒れる人が多かったようです。

この原因として冬場の保存食としてお漬け物を食べる機会が多く、塩分の摂りすぎになっていたことがあったようです。

今では冷凍のものや、ハウスものなどで年中新鮮な野菜が手に入るようになり、全体的にこのような事例は解消されつつあります。

自宅で漬物を作る場合の注意

葉物野菜を自宅で漬け込んだ場合には、どうしても塩を多くしてしまいがちです。

市販のお漬け物のほとんどは、一度塩漬けした野菜を塩抜きして、あらためて調味液につけ直す工程を通します。

減塩の流行で塩分は控えめになっていますが、調味液には保存料を添加しています。

昔ながらの漬け物を食べたいという人は、塩辛い伝統的な漬け物を地元で買い求めるか、自宅でつけるしかないのですね。

自宅で減塩のお漬け物を作る場合には塩分を控え、いい頃合いに冷凍保存しておけば風味もあまりなくならず、おいしく食べられます。

葉物野菜と塩分摂取量の関係

葉物野菜の漬け物を多く摂ると塩分の摂りすぎになると思われがちです。
しかし、なぜ塩分を過剰摂取すると良くないのでしょうか?

それは細胞の浸透圧に関わる問題です。

理科の時間に「ナトリウムポンプ」というのを習った人もいるでしょう。

細胞の浸透圧を一定に保つために、ナトリウムとカリウムが重要な役割を果たしているのです。

ナトリウムとカリウムのバランスを保ってあげることが大切なのです。

ナトリウム(塩分)を控えることも大切ですが、カリウムもバランス良く摂取すれば、ナトリウムも尿から排出され、減塩と同じ効果が期待できるのです。

葉物野菜の漬け物では、お酢を少し使うことで風味が増し、減塩につながる場合もあります。

色も良くなるので、ほんの少し入れてみましょう。

また、塩漬けよりもぬか漬けにすれば、カリウムを多く摂取でき、バランス良い関係にできます。

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