野菜の栄養とは

野菜はどうして体によいのでしょうか。

そもそも野菜の栄養素とは何でしょうか。

生存に必要な栄養

少し高校で習った家庭科の復習をしておきましょうか。

人間にとって必要なものは、エネルギーになる栄養と身体を作る栄養の二つに大別されます。

植物は光合成をして栄養を作ることができますが、人間を含めた動物は外から食べ物を取り入れることでしか栄養を作ることができません。

人間が生活していく上で「食べる」ということは「生きる」ことと対になっているわけです。

栄養の種類

野菜から摂る栄養は、エネルギーになる炭水化物や脂肪と、鉄分やカルシウムなどのミネラル、ビタミン類に分けることができます。豆類にはタンパク質も多く含まれますね。

野菜を摂取するというと、ビタミン類がことさら強調されているようですが、イモ類やバナナは炭水化物も多く、エネルギー源として重要です。特にバナナの糖質には、果糖やブドウ糖が多く含まれており、すぐにエネルギーになりやすいので、朝の食事にはいいわけです。

植物に含まれる栄養

野菜にも脂肪が含まれるものがあります。植物性の脂肪なので、肉やマグロの脂とは質が異なります。脂肪分が多い野菜としてはアボガドが有名ですね。

これに含まれる脂肪はオレイン酸という植物性の不飽和脂肪酸で、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血液をサラサラにさせます。

オリーブオイルも主成分はオレイン酸です。アボガドは口当たりの良さから、お寿司のネタにも使われます。サラダなどは定番ですね。

アボガドには、ミネラル分も多く含まれるので、口当たりの良さを追加したい場合には、いい素材だといえます。

植物性タンパク質の摂取

野菜にタンパク源を求める人たちは、菜食主義の人かもしれません。

確かに大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、良質なタンパク質を含んでいます。しかしながら大豆はそのままでは消化しにくく、胃腸に負担がかかりすぎます。

豆乳も栄養価は高いのですが、お腹が張ってしまった経験を持つ人も多いでしょう。
大豆はそのまま食べるよりも、豆腐や納豆、味噌や醤油といった調味料として活用した方が栄養の吸収もよく、効果的に摂取できます。

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