一日に食べるべき野菜の量は?

「野菜を食べましょう」とスローガンのように唱えられても、なかなかそんな時間がない、あるいは調理するのが面倒、という人もたくさんいることでしょう。

いったいどのくらい野菜を食べればいいのか、そもそも野菜をどの程度食べているのか把握していないというのが一般的な考えだと思います。まずは野菜をどのくらい食べているのか、現状把握からはじめてみましょう。

野菜の水分量

野菜はほとんどが水分です。

レタスは95%以上、水分の少ないイモ類でも60%以上が水分です。

水も摂取しなくてはいけない物質で、水溶性ビタミンは植物の中で水に溶け込んでいるわけですから、その水分ごと、あるいはゆで汁ごと摂取するのがベターですね。

灰汁の少ない野菜はスープに入れていただくと全部の栄養素を摂ることができます。

栄養素の必要量

必要とされる栄養素ですが、ビタミンCなら生のキャベツ100gに41mg含まれています。

これは人が一日に摂取する量(85~100mg)の半分近くになります。この100gという重さ、だいたいキャベツ中玉一個で1.2kg程度ですから、10分の1から12分の1程度ということになります。

結構な量ですね。これを一日2回、毎日食べろ、と言われても長続きしないでしょう。

ですから、色々な栄養素を摂る意味合いだけでなく、一つの栄養素を摂取するにしても、野菜はたくさんの種類を食べることが必要なんです。

野菜とダイエット

野菜でお腹を膨らませてダイエットにしようと考えている人もいると思いますね。

でも、野菜のほとんどは水分なので、そのときはお腹がいっぱいになっても、すぐにお腹がすいてきて間食してしまっては何の効果もありません。

また、葉物野菜などでは栄養価も十分に摂取できないので、かえって身体には良くないのです。

ダイエットはカロリーと栄養のバランスを考えて献立を考えましょう。カロリーを考えた場合、普通のご飯一杯が200~250kCal程度ですから、サツマイモで換算すると200gくらい。中くらいのサツマイモなら半分程度といったところでしょうか。

サツマイモは食物繊維が多いので、排便が良くなり、健康的にやせられます。

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